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データバー
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データバーは、データをバーの形で表示します。バーの高さはコントロールと同じです。データは「値」という引数で指定します。

パラメータ

最小値、最大値には、静的な値を設定するほかに、集計関数を使用することができます。集計関数の詳細は、「共通の関数」トピックを参照してください。

構文

=DataBar(Value, Minimum, Maximum, Zero, Color)
=DataBar(Value, Minimum, Maximum, Zero, Color, Alternate Color)

使用方法

上記の構文で記載したコードを、TextBoxコントロールのBackgroundImage.Valueプロパティ、またはImageコントロールのValueプロパティにセットします。「値」パラメータの長さ(横幅)でバーが描画されます。

簡単な例

左端の値を0として、右方向に伸びるバーを描画する簡単な例を示します。第1引数には「InStock」フィールドのデータを指定しています。

TextBoxのBackgroundImage.Valueプロパティへ貼り付けます。
コードのコピー
=DataBar(Fields!InStock.Value, 0, 20, 0, "BlueViolet")

負の値を使用する例

ゼロ値未満のデータを別の色で表示する場合、第6引数に代替色を設定します。以下の例では、「Difference」フィールドの値が負の場合にCrimson、正の場合にBlueVioletで描画します。負の値はゼロ値の左側に描画されます。

TextBoxのBackgroundImage.Valueプロパティへ貼り付けます。
コードのコピー
=DataBar(Fields!Difference.Value, -10, 20, 0, "BlueViolet", "Crimson")

デフォルト動作

DataBar関数は以下のケースでnullを返します。この場合、バーは描画されません。

  1. 最大値が最小値と等しいか最小値より小さい値である場合。
  2. 画像として値を設定できないプロパティに式が設定された場合。
  3. 画像のSourceプロパティがDatabaseに設定されていない場合。

引数を適切なデータ型に変換できない場合、代わりにデフォルト値が使用されます。

パラメータ デフォルト値
0
最小値 0
最大値 0
ゼロ値 0
Green
代替色 null

ダイアログ

レポート上でTextBoxコントロールを選択し、[プロパティ]ウィンドウ、または[プロパティ設定ダイアログ]BackGroundImageValueプロパティをドロップダウンして、<データの可視化...>を選択してダイアログを開きます。同じ動作は、Imageコントロールを選択してValueプロパティを選択することでも実現できます。データ可視化用の式を作成するには、ダイアログで各オプションに適切な値を指定します。

Data Bar Data Visualizer dialog

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