GrapeCity ActiveReports for .NET 16.0J
CheckBox(セクションレポート)
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ActiveReports for .NETでは、レポートでブール値を表示する場合、CheckBoxコントロールを使用することができます。デフォルトでは、CheckBoxコントロールはテキストが右に付いた小さなボックスとして表示されます。DataFieldプロパテイが「True」の場合、小さなボックスがチェックマーク付きで表示され、「False」の場合はボックスが空で表示されます。デフォルトでは、チェックボックスはOFFです。

主なプロパティ

プロパティ 解説
CheckAlignment コントロールの描画領域内のチェックボックスの位置を取得、または設定します。
Checked チェックボックスがONであるかどうかを取得、または設定します。コード内でチェックボックスのCheckedプロパティを設定するか、データベースのブール値に連結することもできます。
DataField データソースのコントロールに連結するフィールドの名前を取得、または設定します。 
Text チェックボックスのテキストを取得、または設定します。 

CheckBoxコントロールをダブルクリックすると、編集モードに入りテキストを直接入力することができるようになります。[プロパティ]ウィンドウ、またはコード上にTextプロパティを使用し、テキストを入力することも可能です。

テキストの書式は編集モード中にActiveReportsツールバー、または[プロパティ]ウィンドウから設定することができます。書式設定は、コントロールのテキスト全体に適用されます。[プロパティ]ウィンドウで変更した書式はコントロールに即時反映されます。ツールバーから書式を設定した場合は、[プロパティ]ウィンドウの値も変更されます。

メモ: CheckBoxののAlignmentプロパティが「Justify」に設定されている場合は、編集モードに入ると、テキストは一時的に左揃えに表示されます。編集モードを終了すると、自動的に両端揃えに戻ります。

ショートカットキー

直接編集モードでは、以下のキーコマンドを使用できます。

キーシーケンス 動作
Enter 改行
Alt + Enter 変更を保存し、編集モードを終了します。
Esc 変更を保存しないで、編集モードを終了します。

エンドユーザデザイナでこの機能を無効にしたい場合は、EditModeEnteringイベントおよびEditModeExitイベントを使用してください。

プロパティ設定ダイアログ

CheckBoxコントロールの各プロパティは、プロパティ設定ダイアログで設定することができます。このダイアログを表示するには、レポート上のコントロールを選択した状態で、[プロパティ]ウィンドウの下部にあるコマンドから「プロパティ設定ダイアログ」リンクをクリックします。表示される[CheckBox]ダイアログが、CheckBoxコントロールのプロパティ設定ダイアログにあたります。

[CheckBox]ダイアログでは、以下の各ページでCheckBoxコントロールのプロパティを設定することができます。

[全般]

[名前]: まだレポートで使用されていない一意なCheckBoxの名前を入力します。この名前は[レポートエクスプローラ]内、およびXML出力時に表示されます。

[タグ]: CheckBoxコントロールに保持したい文字列を入力します。コード上でこのプロパティにアクセスするとオブジェクトとして認識されますが、[プロパティ]ウィンドウ、[プロパティ設定ダイアログ]では文字列となります。

[表示する]: コントロールを非表示にするには、このチェックボックスをOFFにします。

[データフィールド]: コントロールにバインドするデータソースからブール値を返すフィールドを選択します。このフィールドの値は、実行時にCheckedプロパティを設定する方法を決定します。

[テキスト]: テキストボックスに表示する静的テキストを入力します。

[チェックの位置]: コントロールの描画領域内のチェックボックスの位置を選択します。

[チェックあり]: CheckBoxコントロールのボックスに、デフォルトでチェックマークを入れて表示させるには、このチェックボックスをONにします。

[外観]

[背景色]: テキストボックスの背景色を設定します。

[フォント]

[名前]: フォントファミリ名、フォントのテーマを選択します。

[サイズ]: フォントサイズをポイント単位で選択します。

[スタイル]: 「Normal」「Italic」のいずれかを選択します。

[太さ]: 「Normal」「Bold」のいずれかを選択します。

[色]: テキストの色を選択します。

[文字飾り]: チェックボックスで「下線」「取り消し線」を選択することができます。

[GDI文字セット]: 使用するGDI文字セットを示す値を入力します。有効値の一覧は、MSDNの「Font.GDICharSetプロパティ」を参照してください。

[GDI縦書きフォント]: このチェックボックスでは、このフォントがGDI縦書きフォントから派生したフォントであるかどうかを選択することができます。

[配置]

[折り返し]: 「NoWrap」「WordWrap」「CharWrap」の値から選択して、テキストを折り返すかどうか、またはその方法を指定します。

[パディング]

チェックボックスの周囲に表示するスペースをポイント単位で入力します。

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