GrapeCity ActiveReports for .NET 14.0J
カラースケール3
ActiveReportsユーザーガイド > 概念 > ページレポート/RDLレポートの概念 > データ可視化 > カラースケール3

データ値の大きさに合わせて、テキストボックスの背景色を3色の間でグラデーション表示します。

パラメータ

最小値、最大値には、静的な値を設定するほかに、集計関数を使用することができます。たとえばMin関数やMax関数を使用することで、データに含まれる最小値や最大値を自動的に設定することができます。集計関数の詳細については、「共通の関数」を参照してください。

構文

=ColorScale3(Value, Minimum, Middle, Maximum, StartColor, MiddleColor, EndColor)

使用方法

上記の構文で記載したコードを、TextBoxコントロールのBackgroundColorプロパティにセットします。の大きさに合わせて、最小値の色中間値の色最大値の色の間の色で背景色がグラデーション表示されます。

簡単な例

「0」「10」「20」の範囲内で、背景色をCrimsonYellowMidNightBlueの間の色で表示する簡単な例を示します。第1引数には「InStock」フィールドのデータを指定しています。

TextBox の BackgroundColorプロパティへ貼り付けます
コードのコピー
=ColorScale3(Fields!InStock.Value, 0, 10, 20, "Crimson", "Yellow", "MidnightBlue")

デフォルト動作

この関数は以下のケースのいずれかでTransparentを返します。この場合、背景色は変化しません。

  1. が範囲外の場合(最小値最大値の間の値でない場合)。
  2. 最大値最小値より小さい場合。
  3. 中間値最小値最大値の間の値でない場合。

引数を適切なデータ型に変換できない場合、代わりにデフォルト値が使用されます。

パラメータ デフォルト値
0
最小値 0
中間値 0
最大値 0
最小値の色 Silver
中間値の色 Gainsboro
最大値の色 WhiteSmoke

ダイアログ

レポート上でTextBoxコントロールを選択し、[プロパティ]ウィンドウ、または[プロパティ設定ダイアログ]BackGroundColorをドロップダウンして、<データの可視化...>を選択してダイアログを開きます。データ可視化の式を作成するには、ダイアログで各オプションに適切な値を指定します。

: [中間色を使用する]チェックボックスをオフにした場合、BackgroundColorプロパティで使用された式がカラースケール2に変換されます。詳細については、「カラースケール2」を参照してください。

Color Scale Data Visualizer dialog

関連トピック