GrapeCity ActiveReports for .NET 14.0J
ExpressionErrorMessage プロパティ
使用例 

GrapeCity.ActiveReports アセンブリ > GrapeCity.ActiveReports 名前空間 > SectionReport クラス : ExpressionErrorMessage プロパティ
正常に式を構文解析できないか、もしくは0による除算によって発生する例外エラーを制御します。
シンタックス
'宣言
 
Public Property ExpressionErrorMessage As String
public string ExpressionErrorMessage {get; set;}

プロパティ値

文字列。デフォルトはnullです。
解説

正常に式を構文解析できないか、もしくは0による除算によって例外が発生すると、ActiveReportsはReportScriptException例外をスローして、レポートの実行を中止します。

このプロパティに有効なストリングが設定されている場合、ActiveReportsのエンジンは例外をスローせずに、代わりにここで設定した値を表示します。たとえば、データベースのNameというフィールドの2文字目を表示させるために、TextBoxコントロールのDataFieldプロパティに"= Nama.SubString(2,1)"という式を記述したとします。このとき、データベースに実際に値が入っていない場合、例外エラーが発生しますが、このプロパティに値を設定することで、例外を発生させることなく設定した値を項目の値として出力します。デフォルトはnullです。

使用例
private void arViewer_Load(object sender, System.EventArgs e)
{
    SectionReport1 rpt = new SectionReport1();
    rpt.ExpressionErrorMessage = "oops";
    rpt.Run();
    this.arViewer.Document = rpt.Document;
}
Private Sub arViewer_Load(ByVal sender As System.Object, ByVal e As System.EventArgs) Handles arViewer.Load
    Dim rpt As New SectionReport1()
    rpt.ExpressionErrorMessage = "oops"
    rpt.Run()
    Me.arViewer.Document = rpt.Document
End Sub
参照

SectionReport クラス
SectionReport メンバ