PowerTools ActiveReports for .NET 11.0J
実行時にレポートレイアウトを作成、変更する
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ActiveReportsのオブジェクトとコントロールは、実行時にも自由にアクセス可能です。各レポートセクションまたはコントロールのプロパティを変更して、レポートの見た目を動的に変化させることができます。Formatイベントを使用すると、レポートのセクションおよびコントロールの高さ、可視性などの外観に関するプロパティを変更できます。セクションの印刷領域を変更できるのは、Formatイベントのみです。このイベントが完了すると、セクションの高さなどに対する変更がレポート出力に反映されることはありません。

このチュートリアルでは、ユーザーの入力に基づいてレポートレイアウトを実行時に作成、変更する方法を紹介します。

メモ: ReportStartイベント内でコントロールを動的に追加することができますが、ReportStartイベントの発生後にコントロールを動的に追加すると、問題が発生するので行わないでください。詳細は、「イベント」を参照してください。

このトピックでは、以下のタスクを行います。

メモ: このチュートリアルはNWindデータベースを使用しています。NorthWindデータベース(Nwind.mdb)へのアクセス権限が必要です。

チュートリアルを完了すると、次のようなレポートが作成されます。

デザイン時のレイアウト(Windowsフォーム)

実行時のレイアウト

Visual StudioプロジェクトにActiveReportsを追加する

Windowsフォームにコントロールを追加して、フィールドとビューワを表示する

Windowsフォームにデータセットを生成する

レポートのレイアウトを作成するためにコードを追加する

チェックリストをフィールドで読み込んでレポートを実行するためにコードを追加する 

Detailセクションで色を交互に入れ替えるためにコードを追加する

constructReportメソッドを呼び出すためにReportStartイベントにコードを追加する

選択された値を取得してレポートを実行するためにbutton Clickイベントにコードを追加する 

フィールドが選択された時にボタンが有効になるようにコードを追加する 

fillCheckListメソッドを呼び出すためにForm_Loadイベントにコードを追加する

レポートを表示する

 

 


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