ログの出力

Wikitude SDKにはロギング機能があり、出力した内容はコンソールで確認できます。

ARchitect Worldの起動時にWikitude SDKによってAR.loggerシングルトンインスタンスが作成され、開発者はこのインスタンスを使用しログを出力できます。

ログを確認するには、JavaScript関数のAR.logger.activateDebugMode()を呼び出す必要があります。たとえば、bodyタグのonLoadトリガーで以下のように記述します。

<html>
<body onLoad="javascript:AR.logger.activateDebugMode();">
    <!-- your body content -->
</body>
</html>

activateDebugMode()が呼び出されると画面の下部にボタンが自動的に作成され、これを使用してコンソールを開くことができます。このコンソールで、表示するログレベルを選択し、コンソールを再び閉じることができます。

このロギング機能は、システムメッセージのロギングにも使用されることを覚えておいてください。そのため、予期しないことが起こった場合でも、でもデバッグすることができます。

開発したARchitect Worldを実際に公開するとき、忘れずにAR.logger.activateDebugMode()の呼び出しを削除してロギング機能を無効にしてください。そうしなければ、ページの下部に常にボタンが表示され、ユーザーがログを確認できるようになってしまいます。