App Storeの提出
シミュレータアーキテクチャの削除
XcodeのApp Storeの提出バグを回避するために、WikitudeSDK.frameworkには、.frameworkからシミュレータアーキテクチャを削除するシェルスクリプトが含まれています。このスクリプトは、Terminal
アプリケーションまたはXcodeのRun Script Phase
から実行できます。
ここでは、Terminal
アプリケーションのスニペットを示します。スクリプトへのパスとWikitudeSDK.frameworkへのパスを把握しておく必要があることに注意してください。
sh *PATH/TO/THE/WIKITUDE/SDK/PACKAGE*/Tools/Scripts/strip_wikitude_framework.sh -s -p *PATH/TO/THE/WikitudeSDK.framework
Run Script Phase
でスクリプトを実行するには、新しいRun Script Phase
のテキストフィールドに以下のスニペットをコピーします。Embed Frameworks
のビルドフェーズの直後にRun Script Phase
が配置されていることを確認してください。(個々のビルドフェーズの順序を変更できます。)
sh "${BUILT_PRODUCTS_DIR}/${FRAMEWORKS_FOLDER_PATH}/WikitudeSDK.framework/strip_wikitude_framework.sh" -s -p "${BUILT_PRODUCTS_DIR}/${FRAMEWORKS_FOLDER_PATH}/WikitudeSDK.framework"
Bitcode
WikitudeSDK.frameworkは、App ThinningをサポートするためBitcode
情報が含まれています。ビットコードを有効にした.frameworkをビルドするとファイルサイズが大きくなります。WikitudeSDK.frameworkを使用するアプリケーションでビットコードがサポートされず、ファイルサイズが問題になる場合、ビットコードの情報はwikitude_bitcode.sh
シェルスクリプトを使用して削除できます。このスクリプトはTerminal
アプリケーションまたはXcodeのRun Script Phase
で実行できます。Wikitudeはビルド時間が不必要に増加しないTerminal
アプリケーションの使用を推奨します。
ここではTerminal
アプリケーションのスニペットを示します。スクリプトへのパスとWikitudeSDK.frameworkへのパスを把握しておく必要があることに注意してください。
sh *PATH/TO/THE/WIKITUDE/SDK/PACKAGE*/Tools/Scripts/wikitude_bitcode.sh -s -p *PATH/TO/THE/WikitudeSDK.framework
ここではRun Script Phase
のスニペットを示します。スクリプトフェーズのテキストフィールドに以下のスニペットをコピーします。
sh "${BUILT_PRODUCTS_DIR}/${FRAMEWORKS_FOLDER_PATH}/WikitudeSDK.framework/wikitude_bitcode.sh" -s -p "${BUILT_PRODUCTS_DIR}/${FRAMEWORKS_FOLDER_PATH}/WikitudeSDK.framework"