Wikitude Cloud Recognition

Wikitude Cloud RecognitionサービスはWikitudeによって提供されているクラウドベースのサービスであり、Wikitude SDKを使用してAndroidおよびiOSから送信された画像を認識します。認識された画像はカメラビューからの入力で追跡され、AR体験に使用できます。

このドキュメントは、Manager APIと呼ばれるRESTful APIに焦点を合わせています。このAPIはCloud Recognitionサービスとのバックエンドレベルでのやり取りに使用されます。

用語の定義

Manager API: ターゲット、ターゲットコレクション、およびクラウドアーカイブを管理するために開発者がCloud Recognitionサーバーとのやり取りに使用するRESTfulなWeb API。このAPIは開発者のみが使用します。アプリケーションのユーザーがこのAPIで通信することはありません。

Client API: Client APIは、Wikitude SDKとCloud Recognitionサービスとのインタフェースです。API自体はWikitude SDKのAR.CloudTrackerクラスにカプセル化されており、直接アクセスすることはできません。Client APIの呼び出しのことを「スキャン」と呼びます。

Region: Wikitudeは、ネットワーク遅延を削減する目的として、クラウド認識サービスのために様々なホスティング場所を提供しています。開発者は、クラウド認識サービスの操作対象となるRegionを選択する必要があります。

Cloud Recognitionサービスを使い始める前に

WIKITUDE CLOUD RECOGNITIONサービス用の利用可能な地域

Wikitude Cloud Recognitionサービスを使用する開発者は、プロジェクトで利用するサーバーの場所を選択する必要があります。Wikitudeは、世界中にWikitude Cloud Recognitionサービスを操作できるサーバーを提供しています。

地域サーバーが分離されているので、一つの領域のサーバーに格納された内容は、その特定のサーバー上のみで利用可能です。内容は地域全体に同期されません。選択可能なRegionは以下の通りです。

各地域のサーバーは、専用のドメイン名および異なる構成があります。

Region Target Manager Manager API SDK Setting
Americas targetmanager‑us.wikitude.com https://api-us.wikitude.com Americas
China targetmanager‑cn.wikitude.com https://api-cn.wikitude.com China
Europe targetmanager.wikitude.com https://api.wikitude.com または https://api-eu.wikitude.com Europe

準備

  1. Wikitudeアカウントを作成します。
  2. Cloud Recognitionサービスを使用するために必要なManager APIおよびClient API用のAPIトークンを取得します。認証の詳細については、このセクションを参照してください。
  3. サンプルを使用してAPIの認証を確認します。
  4. 確認が完了したら、製品版トークンを購入します。

最初のステップと基本的な使い方

  1. APIリファレンスを参照してManager APIの使い方を理解します。
  2. ターゲットコレクション作成用のエンドポイントを使用して最初のターゲットコレクションを作成し、ターゲットコレクションのIDを書き留めます。
  3. ターゲット作成用のエンドポイントを使用して、そのターゲットコレクション用のターゲットを追加します。
  4. 重要: ターゲットコレクション用のクラウドアーカイブを生成します。
  5. Wikitude SDKでAndroidまたはiOSプロジェクトを作成します。
  6. Client APIトークンを使用してAndroidまたはiOSプロジェクトを認証します。
  7. ターゲットコレクションIDを使用して画像を認識します。

使用可能なエンドポイント、およびManager APIの操作方法の詳細については、このセクションを参照してください。

ターゲットコレクションの作成の代わりにREST APIを呼び出すことで、一つ以上のターゲットの追加、クラウドアーカイブの生成を行います。Wikitude Targetmanagerはブラウザの代わりに手順1~4を実行することができます。

この場合、APIの呼び出しを確認するために、Postmanツールの使用を推奨します。このツールはリクエストの構成や応答の分析を手助けします。

認証

Cloud Recognitionサービスを使用するには、以下の2種類の認証トークンが必要です。

Manager APIの認証

Manager APIの各呼び出しにManager APIトークンを追加する必要があります。このトークンは、APIを使用していWikitudeアカウントを認証します。

Client APIの認証

Wikitude SDKを使用したアプリケーションにClient APIトークンを追加する必要があります。AR.CloudRecognitionServiceクラスを操作するときに、SDKライセンスキーとこのトークンが必要となります。

制限事項

一般的なアップロード制限

Wikitude Cloud Recognitionサービスでは、1024kB(1MB)を超える画像はターゲットとして使用できません。このファイルサイズより大きい画像をアップロードしようとすると、HTTPステータスコード400とエラーメッセージFILE_SIZE_LIMIT_EXCEEDが返されます。

Wikitude Cloud Recognitionサービスの制限

Wikitude Cloud Recognitionサービスには、知っておかなければならない大きな制限が2つあります。

ターゲットコレクション内のターゲットの最大数

1つのターゲットコレクションには最大50,000のターゲットを保持できます。

Cloud Recognitionサービスのトライアルトークン

Cloud Recognitionサービスを無償で試すために、各Wikitudeアカウントにトライアルトークンが付属しています。このトライアルトークンには、開発者がサービスの機能を試用およびテストするのに十分な量の割り当て制限が設定されています。トライアルトークンの制限は以下のとおりです。

トライアルトークンを取得するには、ライセンスページを参照してください。トライアルトークンは、Target Manager Frontendに直接統合されます。

製品版ライセンス

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