cellStyleFormatter オプション

wijgrid がセルの外観を変更するたび（たとえば、現在のセルの位置が変更されたときや、セルが選択されたときなど）に呼び出される関数を作成します。これを使用して、セルの状態に応じてセルのスタイルをカスタマイズできます。

デフォルト値: undefined

型: Function

シンタックス

Javascript (Usage)
$(function () { //値を取得する var returnsValue; //タイプ： any returnsValue = $(".selector").wijgrid("option", "cellStyleFormatter"); //値を設定します var newValue; //タイプ： any $(".selector").wijgrid("option", "cellStyleFormatter", newValue); });

Javascript (Usage)

$(function () {
    
    //値を取得する
    var returnsValue; //タイプ： any
    returnsValue = $(".selector").wijgrid("option", "cellStyleFormatter");
    
    //値を設定します
    var newValue; //タイプ： any
    $(".selector").wijgrid("option", "cellStyleFormatter", newValue);
        
});

Javascript (Specification)
var cellStyleFormatter : any;

戻り値の型

wijgrid がデフォルトの書式設定を適用しない場合、true を返します。

使用例

以下のサンプルは、現在のセルのフォントスタイルを italic に設定し、それ以外のレンダリング状態にあるセルを normal に設定する関数を作成する方法を示します。

Javascript

// 現在のセルのテキストを斜体にします。$("#element").wijgrid({ highlightCurrentCell: true, cellStyleFormatter: function(args) { if ((args.row.type & wijmo.grid.rowType.data)) { if (args.state & wijmo.grid.renderState.current) { args.$cell.css("font-style", "italic"); } else { args.$cell.css("font-style", "normal"); } } }});

解説

以下のパラメーターがあります。

$cell: 書式設定するセルを表す jQuery オブジェクト。
column: セルが属する列のオプション。
state: 書式設定するセルの状態。
以下のいずれかの $.wijmo.wijgrid.renderState 値（またはそれらの組み合わせ）をセルに適用します。
- rendering
- current
- selected
row: 関連付けられた行の情報。
row.$rows: 書式設定する行を表す jQuery オブジェクト。
row.data: 関連付けられたデータ。
row.dataRowIndex: データ行インデックス。
row.dataItemIndex: データ項目インデックス。
row.virtualDataItemIndex: 仮想データ項目インデックス。
row.type: 行の型。$.wijmo.wijgrid.rowType 値の 1 つ。

args.state パラメーターが wijmo.grid.renderState.rendering のときは、セルが作成中であることを意味します。このときに、current や selected などの特定の状態に無関係の一般的な書式をセルに適用できます。

戻り値の型

関連トピック

参照