GrapeCity SPREAD for Windows Forms 12.0J
セル範囲のソートの管理

SPREAD for Windows Formsでは、ワークシートの特定のセル範囲にソートのロジックを適用することで、セル範囲のソート操作を簡単に管理できます。これにより、データを簡単に素早く操作し、特定のソート順序に基づいてレコードを配置できるので、スプレッドシートに大量のデータが保持されている場合などに便利です。

テキスト情報をアルファベット順にソートしたり(「AからZ」または「ZからA」)、数値を昇順や降順でソートしたり、日付を古い順に、または新しい順にソートしたりできます。また、特定のセル範囲内のデータを色やアイコンに基づいてソートすることもできます。

:LegacyBehaviorsプロパティがStyleを含まない場合にサポートされます。

セル範囲に対するソートするには、次の2つの方法があります。

  1. AutoFilterのSortオブジェクトを使用
  2. WorksheetのSortオブジェクトを使用

AutoFilterのSortオブジェクトを使用

セル範囲のデータにソートのロジックを適用するには、ISortインタフェースのApplyメソッド、およびISortFieldsインタフェースのAddメソッドを使用します。

サンプルコード

次のサンプルコードは、スプレッドシートの特定のセル範囲にソートのロジックを適用します。

C#
コードのコピー
// ソート列を取得します。
ISort filterSort = activeSheet.AutoFilter.Sort;

// 列Cを昇順でソートします。
filterSort.SortFields.Add(1);

// 列Bに降順のソート順序を設定します。
filterSort.SortFields.Add(0).Order = GrapeCity.Spreadsheet.SortOrder.Descending;
filterSort.Apply();
VB
コードのコピー
' ソート列を取得します。
Dim filterSort As ISort = activeSheet.AutoFilter.Sort

' 列Cを昇順でソートします。
filterSort.SortFields.Add(1)

' 列Bに降順のソート順序を設定します。
filterSort.SortFields.Add(0).Order = GrapeCity.Spreadsheet.SortOrder.Descending
filterSort.Apply()

WorksheetのSortオブジェクトを使用

ISortFieldsインタフェースのAddメソッド、およびApplyメソッドを使用して、セル範囲にソートのロジックを追加および適用できます。

コードの使用

ワークシートのSortオブジェクトを使用して、セル範囲にソートのロジックを適用するには、ISortインタフェースのApplyメソッドを使用します。

サンプルコード

次のサンプルコードは、セル範囲にソートのロジックを追加および適用します。

C#
コードのコピー
// 列Cをソートします。
worksheetSort.SortFields.Add("C1")         
// ソートの範囲はB1:E10です。
worksheetSort.SetRange("B1:E10");
worksheetSort.Apply();

VB
コードのコピー
' 列Cをソートします。
worksheetSort.SortFields.Add("C1")

' ソートの範囲はB1:E10です。
worksheetSort.SetRange("B1:E10")
worksheetSort.Apply()
参照

 

 


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