GrapeCity SPREAD for Windows Forms 12.0J
行の高さと列幅

行の高さまたは列幅は、任意の値(単位はピクセル)に設定できます。各シートにはデフォルトのサイズが適用されますが、デフォルトのサイズを独自に設定することもできます。いずれの場合も、シート内の行または列はすべて同じサイズになります。個々の行または列に対して値を個別に設定すると、シートのデフォルトサイズを上書きできます。

Example of Row Higher and Column Wider

ユーザーは行ヘッダ間、または列ヘッダ間の境界線をドラッグすることで、行の高さや列幅を変更できます。

詳細については、ColumnクラスのWidthメソッドまたはRowクラスのHeightメソッドを参照してください。詳細については、「ユーザー操作によるリサイズ」を参照してください。

設定方法

SheetViewクラスのRowsプロパティで行のコレクションを、Columnsプロパティで列のコレクションを取得し、対象の行および列をインデックスで指定します。行の高さはRowHeightColumnクラスのWidthプロパティで設定します。

サンプルコード

次のサンプル コードは、2列目の幅を100ピクセルに設定します。

C#
コードのコピー
// 2列目の幅を100に設定します。
fpSpread1.Sheets[0].Columns[1].Width = 100;
VB
コードのコピー
' 2列目の幅を100に設定します。
fpSpread1.Sheets(0).Columns(1).Width = 100

メモ: ColumnクラスのWidthメソッドまたはRowクラスのHeightメソッドを0に設定すると、行の高さまたは列幅が0に設定され、行と列が非表示になります。

また、RowHeightプロパティとColumnWidthプロパティを使用して、行の高さまたは列幅を0に設定することで、行と列を非表示にできます。ただし、行と列を再表示するときに、最初に設定された行の高さまたは列幅は保持されます。詳細については、次のサンプルコードを参考してください。 また、Axisモデルを使用して、再表示時に復元される行の高さまたは列幅を変更できます。

C#
コードのコピー
GrapeCity.Spreadsheet.IWorksheet sheet1 = fpSpread1.AsWorkbook().ActiveSheet;
sheet1.Rows[5].RowHeight = 50;  // 最初の行の高さは50に設定されています。
sheet1.Rows[5].RowHeight = 0;   // 行は非表示になり、行の高さは内部で50のままです。
sheet1.Rows[5].Hidden = false;  //  50行が表示され、行の高さは50です。
sheet1.Rows[5].Hidden = true;   // 行の高さは内部で50のままです。
fpSpread1.ActiveSheet.Models.RowAxis.SetSize(5, 100); //  AxisModelを使用して、行の高さを変更します。
sheet1.Rows[5].Hidden = false;  // 行の高さは100です。
VB
コードのコピー
GrapeCity.Spreadsheet.IWorksheet sheet1 = fpSpread1.AsWorkbook().ActiveSheet
sheet1.Rows(5).RowHeight = 50  '最初の行の高さは50に設定されています。
sheet1.Rows(5).RowHeight = 0   '行は非表示になり、行の高さは内部で50のままです。
sheet1.Rows(5).Hidden = false  '50行が表示され、行の高さは50です。
sheet1.Rows(5).Hidden = true   '行の高さは内部で50のままです。
fpSpread1.ActiveSheet.Models.RowAxis.SetSize(5, 100) 'AxisModelを使用して、行の高さを変更します。
sheet1.Rows(5).Hidden = false  '行の高さは100です。

SPREAD デザイナの使用

  1. デフォルトの列幅を設定するには、次の手順に従います。
    1. デフォルトの列幅を設定するシートのシートタブを選択します。
    2. プロパティ リストの「外観」カテゴリから Columns を選択し、列のプロパティ リストを展開します。
    3. 列のプロパティ リストから Default を選択し、デフォルトの列設定のリストを展開します。
    4. デフォルト設定のリストで、Width プロパティの設定値を変更します。
    5. [ファイル]メニューから[適用して終了]を選択し、変更をコンポーネントに適用して SPREAD デザイナを終了します。
  2. 特定の列幅を設定するには、次の手順に従います。
    1. 幅を変更する列を選択します。
    2. この列のプロパティ リストで、Width プロパティの値を変更します。
    3. [ファイル]メニューから[適用して終了]を選択し、変更をコンポーネントに適用して SPREAD デザイナを終了します。
参照

 

 


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