GrapeCity SPREAD for Windows Forms 11.0J
プロットエリア

プロットエリアは、データ点(棒、マーカー、直線など)が描画される領域です。プロットエリアには、系列のコレクションが含まれます。個々の系列は、データ点の集合です。プロットエリアには軸(1つまたは複数)および壁面(1つまたは複数)も含まれます。軸と壁面を表示することで、プロットエリアの内容を視覚的に把握しやすくなります。これらの要素は、通常、プロットエリアのすぐ外側に描画されます。

プロットエリアの表示位置と表示サイズを指定できます。表示位置は、正規化した単位で指定します。つまり、(0,0)はチャートビューの左上隅を示し、(1,1)はチャートビューの右下隅を示します。プロットエリアの左上隅が、指定した位置に配置されます。また、プロットエリアの表示サイズも、正規化した単位で指定します。(0,0)はサイズ0、(1,1)はフルサイズのチャートビューを示します。

プロットエリアに描画できる要素について、以下の項目で解説します。

サンプルコード

次のサンプルコードは、プロットエリアに棒チャートの系列を追加し、プロットエリアの表示位置と表示サイズを設定します。

C#
コードのコピー
//棒チャートの系列を作成
FarPoint.Win.Chart.BarSeries series = new FarPoint.Win.Chart.BarSeries();
series.SeriesName = "Series 0";
series.Values.Add(2.0);
series.Values.Add(4.0);
series.Values.Add(3.0);
series.Values.Add(5.0);
//プロットエリアの作成
FarPoint.Win.Chart.YPlotArea plotArea = new FarPoint.Win.Chart.YPlotArea();
plotArea.Location = new PointF(0.2f, 0.2f);
plotArea.Size = new SizeF(0.6f, 0.6f);
plotArea.Series.Add(series);
Visual Basic
コードのコピー
'棒チャートの系列を作成
Dim series As New FarPoint.Win.Chart.BarSeries()
series.SeriesName = "Series 0"
series.Values.Add(2.0)
series.Values.Add(4.0)
series.Values.Add(3.0)
series.Values.Add(5.0)
'プロットエリアの作成
Dim plotArea As New FarPoint.Win.Chart.YPlotArea()
plotArea.Location = New PointF(0.2F, 0.2F)
plotArea.Size = New SizeF(0.6F, 0.6F)
plotArea.Series.Add(series)

SPREAD デザイナの使用

  1. [チャートデザイナ]を起動します。
  2. 左側のツリーメニューから対象の[プロットエリア]を選択します。
  3. 右側のプロパティリストで必要なプロパティを設定します。
  4. 〈OK〉をクリックし[チャートデザイナ]を終了します。
[チャートデザイナ]の起動については、「SPREADデザイナガイド」の「チャートデザイナ」を参照してください。
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