PowerTools SPREAD for Windows Forms 10.0J
タッチキーボード

セルの編集時に、タッチキーボードを表示できます。

タッチキーボード(下図参照)を表示するには、FpSpreadクラスのShowTouchKeyboard メソッドを使用します。

FpSpreadクラスのAutoScrollWhenKeyboardShowing プロパティを使用すると、タッチキーボードが表示されている場合に、編集中のセルを表示領域内にスクロール移動するかどうかを指定できます。スクロールは可能なかぎり迅速に行われますが、スクロール用のスペースが十分でない場合、アクティブセルが表示されなくなることもあります。たとえば、コントロールがタッチキーボードによって完全に覆い隠されている場合、アクティブセルは先頭行にスクロールされますが、いずれにしてもセルはキーボードの背後に隠れて表示されません。

FpSpreadクラスのInputScope プロパティを使用すると、タッチキーボードのレイアウトを指定できます。

サンプルコード

次のサンプルコードは、セルが編集モードに切り替わったときにタッチキーボードを表示し、編集モードが終了すると非表示にします。

C#
コードのコピー
private void Form1_Load(object sender, EventArgs e)
{
    fpSpread1.AutoScrollWhenKeyboardShowing = true;
}
private void fpSpread1_EditModeOn(object sender, EventArgs e)
{
    fpSpread1.ShowTouchKeyboard();
}
private void fpSpread1_EditModeOff(object sender, EventArgs e)
{
    fpSpread1.HideTouchKeyboard();
}
Visual Basic
コードのコピー
Private Sub Form1_Load(sender As Object, e As EventArgs) Handles MyBase.Load
    FpSpread1.AutoScrollWhenKeyboardShowing = True
End Sub
Private Sub FpSpread1_EditModeOn(sender As Object, e As System.EventArgs) Handles FpSpread1.EditModeOn
    FpSpread1.ShowTouchKeyboard()
End Sub
Private Sub FpSpread1_EditModeOff(sender As Object, e As System.EventArgs) Handles FpSpread1.EditModeOff
    FpSpread1.HideTouchKeyboard()
End Sub
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