PowerTools SPREAD for Windows Forms 10.0J
テキスト型セル

テキスト型セルは、テキストのみを表示し、セルの内容を常にテキストとしてあつかいます。

テキスト型セルとその各属性を設定するには、TextCellTypeクラスを使用します。

TextCellTypeクラスのCharacterCasingプロパティを使用すると、テキストをすべて小文字で表示するか、すべて大文字で表示するか、または通常どおり表示するかを指定できます。CharacterSetプロパティを使用すると、テキストに数字のみ、文字のみ、数字と文字の両方、またはすべての ASCII 文字を使用するように指定できます。

設定方法

TextCellTypeクラスのインスタンスを作成して、クラスの各プロパティを設定します。セルに設定する場合はCellクラスの、行に設定する場合はRowクラスの、列に設定する場合はColumnクラスの、あるいはスタイルに設定する場合はStyleInfoクラスのCellTypeプロパティに、定義したTextCellTypeクラスのインスタンスを割り当てます。

サンプルコード

次のサンプルコードは、セルをテキスト型セルに設定します。

C#
コードのコピー
FarPoint.Win.Spread.CellType.TextCellType tcell = new FarPoint.Win.Spread.CellType.TextCellType();
tcell.CharacterCasing = CharacterCasing.Upper;
tcell.CharacterSet = FarPoint.Win.Spread.CellType.CharacterSet.Ascii;
tcell.MaxLength = 30;
tcell.Multiline = true;
fpSpread1.ActiveSheet.Cells[0, 0].Text = "This is a text cell. ";
fpSpread1.ActiveSheet.Cells[0, 0].CellType = tcell;
Visual Basic
コードのコピー
Dim tcell As New FarPoint.Win.Spread.CellType.TextCellType()
tcell.CharacterCasing = CharacterCasing.Upper
tcell.CharacterSet = FarPoint.Win.Spread.CellType.CharacterSet.Ascii
tcell.MaxLength = 40
tcell.Multiline = True
FpSpread1.ActiveSheet.Cells(0, 0).Text = "This is a text cell.
FpSpread1.ActiveSheet.Cells(0, 0).CellType = tcell

SPREAD デザイナの使用

  1. 作業領域内のセルまたはセル範囲を選択します。
  2. プロパティ リストの「その他」カテゴリから、CellType プロパティを選択します。 ドロップダウン リストからテキスト型を選択します。 これによって CellType プロパティが展開され、このセル型に固有のさまざまなプロパティが表示されます。 このリストから、必要に応じてプロパティを選択および設定します。
    または、セルまたはセル範囲を右クリックして[セル型]を選択します。 セル型の一覧からテキスト型を選択します。 セル型エディタで、必要なプロパティを設定します。 〈適用〉ボタンをクリックします。
  3. [ファイル]メニューから[適用して終了]を選択し、変更をコンポーネントに適用して SPREAD デザイナを終了します。
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