PowerTools SPREAD for Windows Forms 10.0J
データ入力された部分の印刷

シート全体ではなく、シート上でデータが入力された部分だけを印刷したい場合があります。この場合、PrintInfoクラスのUseMaxプロパティを使用します。このプロパティをTrueに設定すると、データの含まれる行および列のみ印刷できます。このプロパティをFalseに設定すると、空白行と空白列も含め、定義したシートの最後まで印刷します。

データの含まれる行のみを印刷し、列はすべて(データを含まない列も)印刷したい場合、UseMaxプロパティをTrueに設定し、データが含まれる最後の行の最後の列に、何らかのデータを設定します。これにより、すべての列が印刷されるようにできます。FpSpreadクラスのPrintSheetメソッドを呼び出して印刷を実行する前に、たとえば、次のようなコードを追加します。

C#
コードのコピー
int ilastDataRow = fpSpread1.Sheets[0].GetLastNonEmptyRow(FarPoint.Win.Spread.NonEmptyItemFlag.Data);
int ilastCol = fpSpread1.Sheets[0].ColumnCount - 1;
if(!(ilastDataRow<0))
    fpSpread1.Sheets[0].Cells[ilastDataRow, ilastCol].Value = " ";
Visual Basic
コードのコピー
Dim ilastDataRow As Integer = FpSpread1.Sheets(0).GetLastNonEmptyRow(FarPoint.Win.Spread.NonEmptyItemFlag.Data)
Dim ilastCol As Integer = FpSpread1.Sheets(0).ColumnCount - 1
If Not (ilastDataRow < 0) Then
    FpSpread1.Sheets(0).Cells(ilastDataRow, ilastCol).Value = " "
End If

データ検出に使用する各メソッドの詳細については、「データを保持する行と列」を参照してください。

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