PowerTools SPREAD for Windows Forms 10.0J
名前ボックスの設定

名前ボックス(NameBox)コントロールを使用すると、実行時にカスタム名を作成、および参照できます。名前ボックスで作成されたカスタム名は、セルおよびセル範囲のみが参照の対象となります。

名前ボックスの設定

名前ボックス(NameBox)コントロールは、Visual Studioのツールボックスに、次の図のアイコンで表示されます。

ツールボックスから名前ボックスを選択して、フォームにドラッグします。そして、名前ボックスを選択し、SPREADに割り当てます。

名前ボックスの使用

アプリケーションの実行時にカスタム名を作成するには、SPREAD上でセルまたはセル範囲を選択します。そして、名前ボックスにカスタム名を入力し[Enter]キーを押します。

カスタム名を参照するには、名前ボックスのドロップダウンリストを使用します。ドロップダウンリストに表示されるカスタム名を選択すると、カスタム名が参照するセルまたはセル範囲を確認できます。

NameBoxクラスを使用して、コードで名前ボックスを追加することもできます。

サンプルコード

次のサンプルコードは、SPREADにカスタム名を追加し、名前ボックスを作成します。

C#
コードのコピー
fpSpread1.ActiveSheet.AddCustomName("Alpha", "A1:B1", 0, 0);
FarPoint.Win.Spread.NameBox namebox1 = new FarPoint.Win.Spread.NameBox();
namebox1.Location = new Point(0, 0);
namebox1.Size = new Size(80, 20);
this.Controls.Add(namebox1);
namebox1.Attach(fpSpread1);
Visual Basic
コードのコピー
FpSpread1.ActiveSheet.AddCustomName("Alpha", "A1:B1", 0, 0)
Dim namebox1 As New FarPoint.Win.Spread.NameBox()
namebox1.Location = New Point(0, 0)
namebox1.Size = New Size(80, 20)
Controls.Add(namebox1)
namebox1.Attach(FpSpread1)

 

 


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