PowerTools SPREAD for Windows Forms 10.0J
シェイプ

各シートは、それぞれに固有の描画レイヤをもち、このレイヤに組み込みシェイプ、カスタムシェイプ、およびアノテーション(フリーハンド描画)を配置できます。描画レイヤは、シートの前面に表示されます。したがって、シェイプを全体的に、または部分的に透明にすると背後のシートが透けて表示されます。

下図は、レイヤの概念を表します。シートの前面、シートとは独立したレイヤ上に描画されているシェイプ(多角形)を表しています。シートの前面に浮かんでいるとも考えられることから、シェイプはフローティングオブジェクトとも呼ばれます。

描画空間を表す各レイヤ

シェイプについて、以下の項目で解説します。

  • シェイプはコードから、またはSPREADデザイナの[挿入]メニューから作成できます。
  • シェイプは、サイズ、背景色、回転角度、グラデーション表示など、さまざまな属性をカスタマイズできます。
  • シェイプを使用して、シートの一部を強調したり、ロゴを表示したり、フローチャート形式の画像でプロセスを説明することなどが可能です。
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