PowerTools SPREAD for Windows Forms 10.0J
ランタイムファイルの配布について

SPREADを使用したアプリケーションを実行するには、実行環境にSPREADのランタイムファイルが必要です。そのため、SPREADを使用したアプリケーションを配布する場合、ランタイムファイルをアプリケーションと共に配布する必要があります。

補足

当ドキュメントではランタイムファイルのことを同じ意味で、ランタイムモジュール、再配布可能ファイルと呼ぶことがあります。

ランタイムファイル

SPREADのラインタイムファイルは、 [%インストール フォルダ%]\Bin\ フォルダにインストールされる次のファイルです。

ファイル名 説明
FarPoint.Win.SpreadJ.dll 本体アセンブリ
FarPoint.Win.dll 共通アセンブリ
FarPoint.PluginCalendar.WinForms.dll プラグインカレンダーDLL
Farpoint.CalcEngine.dll 表計算エンジンDLL
Farpoint.Excel.dll Excelインポート/エクスポートDLL
FarPoint.PDF.dll PDFエクスポートDLL
FarPoint.Win.Chart.dll チャートエンジンDLL
FarPoint.Win.Spread.Html.dll HTMLエクスポートDLL(※必須ではありません)
GrapeCity.Win.PluginInputMan.dll InputManセルDLL

※次のHTML出力用メソッドを使用する場合は、運用環境にFarPoint.Win.Spread.Html.dllを配布する必要があります。

クラス名 メソッド名
SheetViewクラス SaveHtmlメソッド
SheetViewクラス SaveHtmlRangeメソッド
SpreadSerializerクラス SaveHtmlメソッド
SpreadSerializerクラス SaveHtmlRangeメソッド

その他、下記のランタイムファイルが[%インストール フォルダ%]\TextRenderer\ フォルダにインストールされます。 Textレンダリング用アセンブリ(FarPoint.Win.TextRenderer.dll)は配布に際し必須ではありません。本ファイルを配布する必要があるのはSPREADコンポーネントにおける文字列描画をGDIベースで行う場合のみとなります。詳細についてはGDI によるテキストのレンダリングをご覧ください。

ファイル名 説明
FarPoint.Win.TextRenderer.dll TextレンダラDLL
  • 製品リリース後に提供された修正版、Service Pack 、HotFix等のアップデートに含まれる同名のファイルを配布できます。

ランタイムファイルの配布に関するご注意

上記のファイルは、「ソフトウェア使用許諾契約書」に記載している制限の範囲内において、特別な契約なしに自由に配布することができます。本製品に含まれているファイルのうち上記以外のファイルは配布できません。

以下のファイルは開発環境のみに必要なファイルです。配布は許可されていません。

ランタイムファイルの配布方法

ランタイムファイルの配布方法を参照してください。

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