PowerTools SPREAD for Windows Forms 10.0J
ButtonDrawMode プロパティ (SpreadView)


ビューでボタン型およびコンボボックス型のセルにボタンを表示するかどうかを表す値を取得または設定します。
構文
'Declaration
 
Public Property ButtonDrawMode As ButtonDrawModes
'使用法
 
Dim instance As SpreadView
Dim value As ButtonDrawModes
 
instance.ButtonDrawMode = value
 
value = instance.ButtonDrawMode
public ButtonDrawModes ButtonDrawMode {get; set;}

プロパティ値

ボタンの描画方法を指定するButtonDrawModes設定
解説

このプロパティは、スプレッドシート内のボタンを表示する位置を制限するときに使用します。値はOR論理演算子を使用して結合できます。また、数値1(現在のセル)、2(現在の列)、4(現在の行)、8(コマンドボタン型セルで常時)、16(コンボボックス型セルで常時)を加算しても、OR演算子を使用した場合と同じ結果になります。

OperationModeプロパティをRowModeに設定した場合、RowModeはButtonDrawModeプロパティを使用します。アクティブ行は常に選択バーと共に描画されます。ボタンが描画されるかどうかは、ButtonDrawModeプロパティの設定によって決まります(Spread COMでは、RowModeのときにButtonDrawModeプロパティが無視されていました。アクティブ行を編集する前は、アクティブ行に選択バーは描画されましたが、ボタンは描画されませんでした。アクティブ行を編集した後は、アクティブ行にボタンは描画されましたが、選択バーは描画されませんでした。Spread for Windows Formsでは、編集の前後に違いはありません)。

コマンドボタン型セルまたはコンボボックス型セルを作成するには、ButtonCellTypeまたはComboBoxCellTypeクラスを使用します。これらのグラフィカルなセル型の概要については、「グラフィカルセルの処理」を参照してください。

次のサンプルコードは、ButtonDrawModeプロパティを設定します。
FarPoint.Win.Spread.SpreadView sv = fpSpread1.GetRootWorkbook();
sv.Sheets[0].Cells[0, 0].CellType = new FarPoint.Win.Spread.CellType.ButtonCellType();
sv.ButtonDrawMode = FarPoint.Win.Spread.ButtonDrawModes.CurrentRow;
Dim sv As FarPoint.Win.Spread.SpreadView = FpSpread1.GetRootWorkbook
sv.Sheets(0).Cells(0, 0).CellType = New FarPoint.Win.Spread.CellType.ButtonCellType()
sv.ButtonDrawMode = FarPoint.Win.Spread.ButtonDrawModes.CurrentRow
参照

SpreadView クラス
SpreadView メンバ
ButtonDrawModes 列挙体
ButtonCellType クラス
ComboBoxCellType クラス

開発者ガイド

ボタン表示の制限

 

 


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