PowerTools SPREAD for Windows Forms 10.0J
LoadFormulas メソッド (DefaultSheetDataModel)


変更されたセルのすべての数式を再計算するかどうか
逆シリアル化された解析前の数式をロードします。これは、すべてのシートが作成されて逆シリアル化された後に使用されます。
構文
'Declaration
 
Public Sub LoadFormulas( _
   ByVal recalculate As Boolean _
) 
'使用法
 
Dim instance As DefaultSheetDataModel
Dim recalculate As Boolean
 
instance.LoadFormulas(recalculate)
public void LoadFormulas( 
   bool recalculate
)

パラメータ

recalculate
変更されたセルのすべての数式を再計算するかどうか
解説

SPREADにはクロスシート参照が実装されているので、数式に他のシートへの参照を含めることができます。そのような数式をファイルからロードする場合は、クロスシート参照を有効にするため、決まった順序でシートと数式をロードする必要があります。ファイルからロードされた数式の解析は、ワークシート内のすべてのシートがロードされるまで遅らせる必要があります。FpSpread.Open メソッドはこの処理を自動的に行い、XML をロードして正しい順序で解析します。

カスタムの逆シリアル化コードを作成している場合は注意が必要です。そのカスタム コードの中でシートを1つずつロードしてワークブックに追加している場合は、シートをワークブックに追加し終わった後に数式を解析するコードを追加する必要があります。FarPoint SPREAD内のすべてのシートに対してこの処理を行うには、FpSpread.LoadFormulas メソッドを使用します。このメソッドをシート レベルで使用すると、特定のシートに関するすべてのデータ モデルに対してメソッドが呼び出されます。

次のサンプル コードは、シートをロードしてワークブックに追加するコードの後に呼び出す必要があります。

次のサンプルコードは、LoadFormulasメソッドを使用します。
FarPoint.Win.Spread.Model.DefaultSheetDataModel dm = default(FarPoint.Win.Spread.Model.DefaultSheetDataModel);
dm = (FarPoint.Win.Spread.Model.DefaultSheetDataModel)FarPoint.Win.Serializer.LoadObject(typeof(FarPoint.Win.Spread.Model.DefaultSheetDataModel), "c:\\test.xml", "rootnode");
dm.LoadFormulas(true);
fpSpread1.Sheets.Count = 1;
fpSpread1.Sheets[0].Models.Data = dm;
Dim dm As FarPoint.Win.Spread.Model.DefaultSheetDataModel
dm = FarPoint.Win.Serializer.LoadObject(GetType(FarPoint.Win.Spread.Model.DefaultSheetDataModel()), "c:\test.xml", "rootnode")
dm.LoadFormulas(True)
FpSpread1.Sheets.Count = 1
FpSpread1.Sheets(0).Models.Data = dm



参照

DefaultSheetDataModel クラス
DefaultSheetDataModel メンバ

 

 


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