| SPREAD for ASP.NET 8.0J パフォーマンスガイドライン > 高速化のための10のTips > サーバー側の処理の改善 > 7. Cells.TextプロパティのかわりにCells.Valueプロパティを使用する |
セルのTextプロパティ（または、シートのSetTextメソッド）を使用してデータを設定した場合、SPREADはデータを解析しセルに書式を設定します。設定するデータ件数が多い場合、セル数分のデータ解析処理を行う必要があります。セルのTextプロパティを通じてデータを設定している場合、かわりにValueプロパティ（または、シートのSetValueメソッド）を使用することで処理速度を改善できる可能性があります。
// データ解析：あり FpSpread1.ActiveSheetView.Cells[0, 0].Text = "abc"; FpSpread1.ActiveSheetView.SetText(1, 0, "def"); // データ解析：なし FpSpread1.ActiveSheetView.Cells[0, 0].Value = "abc"; FpSpread1.ActiveSheetView.SetValue(1, 0, "def");
' データ解析：あり FpSpread1.ActiveSheetView.Cells(0, 0).Text = "abc" FpSpread1.ActiveSheetView.SetText(1, 0, "def") ' データ解析：なし FpSpread1.ActiveSheetView.Cells(0, 0).Value = "abc" FpSpread1.ActiveSheetView.SetValue(1, 0, "def")