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シート名タブ

コマンドバー上に、シート名をどのように表示するか、または表示するかどうかをカスタマイズできます。複数のシートによって構成されている場合、シート間を移動できるように、コマンドバーにはシート名を示すタブ(またはボタン)が表示されます。このタブを、シート名タブと呼びます。

シート名タブの数が指定の値を超えた時には、省略記号(...)が表示されます。これをクリックすると、次(または前)のシート名のセットが表示されます。

シートタブ

メモ: 異なるシート名タブ、または省略記号をクリックすると、表示シートが変更されます。 省略記号をクリックすると、このシート名セットのうち最小番号のシートが表示されます。

設定方法

シート名タブの設定は、TabInfo クラス を使用して行います。TabInfo クラスはFpSpread クラスTab プロパティから参照されます。

シート名タブの各設定は、以下のプロパティで設定します。

プロパティ 説明
TabControlPolicy プロパティ シート名タブを表示する条件
VisibleCount プロパティ コマンドバーに表示するシート名タブの数
ScrollIncrement プロパティ 省略記号(...)をクリックしたときの移動量
FirstVisibleTab プロパティ 最初に表示するシート番号
TextColor / CssClass プロパティ スタイル(文字色/CSS)
ActiveCssClass / ActiveTabBackColor / ActiveTabBorderColor プロパティ アクティブシートのシートの名スタイル

また、既定のシート名は、SheetView クラスSheetName プロパティの設定が反映されますが、TabInfo クラスのItem プロパティ(インデクサ)の設定が優先されます。

サンプルコード

次のサンプルコードは、シート名タブが常に表示されるように設定し、2つのシート名(シート名タブ)だけを表示します。さらに、アクティブシートを示すタブの背景色を緑に設定します。

FpSpread1.Sheets.Count = 3;
FpSpread1.Tab.TabControlPolicy = FarPoint.Web.Spread.TabControlPolicy.Always;
FpSpread1.Tab.VisibleCount = 2;
FpSpread1.Tab.ScrollIncrement = 2;
FpSpread1.Tab.FirstVisibleTab = 1;
FpSpread1.Tab.TextColor = Color.Yellow;
FpSpread1.Tab.ActiveTabBackColor = Color.Green;
FpSpread1.Tab[0] = "First";
FpSpread1.Tab[1] = "Second";
FpSpread1.Tab[2] = "Third";    
FpSpread1.Sheets.Count = 3
FpSpread1.Tab.TabControlPolicy = FarPoint.Web.Spread.TabControlPolicy.Always
FpSpread1.Tab.VisibleCount = 2
FpSpread1.Tab.ScrollIncrement = 2
FpSpread1.Tab.FirstVisibleTab = 1
FpSpread1.Tab.ActiveTabBackColor = Color.Green
FpSpread1.Tab.TextColor = Color.Yellow
FpSpread1.Tab(0) = "First"
FpSpread1.Tab(1) = "Second"
FpSpread1.Tab(2) = "Third"        

SPREAD デザイナでの設定

  1. [設定]タブを選択します。
  2. [SPREADの設定]グループの[タブ]アイコンをクリックします。
  3. 必要なポリシーや表示数の設定を行います。
  4. 〈適用〉、〈OK〉ボタンをクリックします。
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