Locked プロパティ (AlternatingRow)

この交互行のセルの編集がロックされているかどうかを表すブール値を取得または設定します。

構文

Visual Basic
C#

'Declaration
 
Public Property Locked As Boolean

public bool Locked {get; set;}

プロパティ値

セルがロックをマークされている場合はtrue、それ以外の場合はfalse

解説

特定のセルをロックするよう指定できます。ロックされたセルは、ユーザーが編集できません。セルをロック状態にするには、このプロパティを使用します。セルを実際にロックするためには、シートの SheetView オブジェクトの Protect プロパティも True に設定する必要があります。Protect プロパティのデフォルト値は True なので、Protect プロパティの値を変更していないかぎり、セルをロック状態にするだけで、そのセルはロックされて編集できなくなります。

Protect プロパティが False の場合は、セルがロック状態であっても、ユーザーはそのセルを操作できます。

このプロパティの設定は、StyleName プロパティを使用してセルに名前付きスタイルが割り当てられていて、その名前付きスタイルがロック状態を設定する場合、オーバーライドできます。

例

この例では、すべての利用可能な交互行をロックし、編集できないように設定します。

C#
Visual Basic

FpSpread1.Sheets[0].SetValue(0, 0, "Test");
FpSpread1.Sheets[0].SetValue(1, 0, "for");
FpSpread1.Sheets[0].SetValue(2, 0, "Lock");
FpSpread1.Sheets[0].AlternatingRows[0].Locked = true;
FpSpread1.Sheets[0].AlternatingRows[1].Locked = true;

FpSpread1.Sheets(0).SetValue(0, 0, "Test")
FpSpread1.Sheets(0).SetValue(1, 0, "for")
FpSpread1.Sheets(0).SetValue(2, 0, "Lock")
FpSpread1.Sheets(0).AlternatingRows(0).Locked = True
FpSpread1.Sheets(0).AlternatingRows(1).Locked = True

参照

AlternatingRow クラス
 AlternatingRow メンバ
 Protect プロパティ

開発者の手引き

セルのロック