2.0J／2.5Jで追加された機能

ここではバージョン2.0J、2.5Jで追加された機能を記載します。

パーセント型セルが追加されました。詳細は「パーセント型セル」をご覧ください。
コンボボックス型セルとチェックボックス型セルが AutoPostBack 設定に対応しました。。例えばコンボボックス型セルの場合、AutoPostBack プロパティを設定します。
コンボボックス型セルの常時表示設定を追加しました。。ShowButton プロパティを設定します。

Excel インポート、エクスポートでStreamオブジェクトを指定可能になりました。詳細は「Excel 形式ファイルの読み込み」「Excel 形式ファイルへの保存」をご覧ください。

LOOKUP(HLOOKUP, VLOOKUP)、SUBTOTAL、SUMIFをはじめ88種類の組み込み関数が追加され、製品全体で300種類以上の組み込み関数をサポートします。追加された関数一覧はこちらをご覧ください。
異なるシート間でのセルを参照できます。詳細は「関数リファレンス」の「数式内のシート参照」をご覧ください。

AJAXをサポートします。EnableAjaxCall プロパティをTrueに設定することでページ全体ではなく、コントロールのみリフレッシュできます。また、ClientAutoCalculation プロパティをTrueに設定することで数式の再計算をAJAXで処理できます。
fp_clientフォルダを任意の場所に配布できます。配布先をアプリケーションのWeb.configで定義します。「アプリケーションの配布」をご覧ください。
現在のページ番号を取得、または設定するCurrentPage プロパティが追加されました。
検索機能が追加されました。詳細については「セルの検索」をご覧ください。
行のフィルタリング機能が追加されました。「フィルタリング」をご覧ください。
A1（アルファベット、行番号）形式のセル参照をCellRange クラスに変換するTryParse メソッドが追加されました。
ユーザーによる数式の入力を禁止するAllowUserFormulas プロパティが追加されました。
ユーザーが[Ctrl]キーを押しながら、とびとびのセル範囲を複数選択できるようになりました。ユーザーによる複数のセル範囲選択を許可するかどうかはMultiRangeSelectionプロパティにて設定できます。

テキスト型セルに新しく４つのプロパティが追加されました。追加されたプロパティは、最大文字数を設定するMaxLength、パスワード属性を設定するPassword、省略符を表示するShowEllipses、IMEモードを設定するImeMode プロパティです。
イメージ型セルに代替テキストを設定するAlternateText プロパティが追加されました。

Excel形式ファイルをストリーム（例えばMemoryStream）に出力する際も行／列の両ヘッダを含めることができるようになりました。SaveExcel メソッドを実行する際に、ExcelSaveFlags 列挙体に追加された SaveBothCustomRowAndColumnHeadersメンバを指定します。