GrapeCity Secure Mail for .NET 4.0J
ReadAsync メソッド

受信したデータを格納するバイト配列。
バッファー内のデータを格納する位置。
受信するバイト数。
データの受信後に呼び出されるTcpAsyncCallbackデリゲート。
ワーカーデリゲート関数に渡す情報。nullを指定できます。
ソケットでの非同期読み取りを開始します。
シンタックス
Public Sub ReadAsync( _
   ByVal buffer() As Byte, _
   ByVal offset As Integer, _
   ByVal count As Integer, _
   ByVal callback As TcpAsyncCallback, _
   ByVal state As Object _
) 
public void ReadAsync( 
   byte[] buffer,
   int offset,
   int count,
   TcpAsyncCallback callback,
   object state
)

パラメータ

buffer
受信したデータを格納するバイト配列。
offset
バッファー内のデータを格納する位置。
count
受信するバイト数。
callback
データの受信後に呼び出されるTcpAsyncCallbackデリゲート。
state
ワーカーデリゲート関数に渡す情報。nullを指定できます。
解説

Secure Mail 4.0を使用するときは通常、ワーカー(非UI)スレッドでブロッキング呼び出しを行います。この手法では状態情報を保存する必要がないため、開発が非常に簡単になりますが、接続ごとに専用のスレッドが必要になります。ストリーミングインタフェース(GetStream())でのブロッキング呼び出しの使用は階層化されたプロトコル(SSLやTelnetなど)の実装を大幅に向上させ、これによって各プロトコルはアプリケーション開発者にほとんど透過的になります。

ただし、ソケットごとに専用のワーカースレッドが作成される方法では拡張性が十分でないケースもあります。このような場合は、IO完了スレッドを使用するReadAsyncを使用できます。このメソッドを使用すると、接続ごとに専用のワーカースレッドは作成されず、IO完了スレッドから提供したデリゲートが呼び出されます。これは、専用のワーカースレッドを使用せずに高パフォーマンスのサーバーを作成する最良の方法です。

参照

参照

TcpBase クラス
TcpBase メンバ

 

 


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