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チェックマークのカスタマイズ

GcCheckBoxコントロールのチェックマークのカスタマイズ方法について、以下に解説します。

チェックマークイメージのカスタマイズ
GcCheckBox コントロールのチェックマークをカスタマイズするには、プロパティウィンドウで CheckMark プロパティを開いて、各メンバに画像を設定します。複数の GcCheckBox コントロールに同じチェックマークイメージを定義したいときは、対象のコントロールをすべて選択して、設定を行うと効率的です。



次の一覧は、CheckMark で定義できるメンバとそれに対応する状態の説明です。

プロパティ 説明
CheckedHoverImage チェックの状態がチェックで、マウスカーソルがコントロールの上に置かれている場合のチェックマーク イメージ
CheckedNormalImage チェックの状態がチェックで、コントロールが通常の状態の場合のチェックマーク イメージ
CheckedPressedImage チェックの状態がチェックで、マウスボタンがコントロールの上でクリックされた場合のチェックマーク イメージ
IndeterminateHoverImage チェックの状態が不確定で、マウスカーソルがコントロールの上に置かれている場合のチェックマーク イメージ(ThreeState プロパティが True のときのみ有効)
IndeterminateNormalImage チェックの状態が不確定で、コントロールが通常の状態の場合のチェックマーク イメージ(ThreeState プロパティが True のときのみ有効)
IndeterminatePressedImage チェックの状態が不確定で、マウスボタンがコントロールの上でクリックされた場合のチェックマーク イメージ(ThreeState プロパティが True のときのみ有効)
UncheckedHoverImage チェックの状態が未チェックで、マウスカーソルがコントロールの上に置かれている場合のチェックマーク イメージ
UncheckedNormalImage チェックの状態が未チェックで、コントロールが通常の状態の場合のチェックマーク イメージ
UncheckedPressedImage チェックの状態が未チェックで、マウスボタンがコントロールの上でクリックされた場合のチェックマーク イメージ

カスタム画像を設定されていない状態は、コントロールのデフォルトイメージで表示されます。そのため、HoverImage や PressedImage に NormalImage と異なるイメージを使用する必要がなくても、NormalImage と同じ画像で設定してください。


次のサンプルコードは、コードでチェックマークイメージを定義しています。ここでは、プロジェクトのリソース(Resource.resx)にカスタム画像が既に追加されていることを前提にしています。

Dim chkimg1 As Image = My.Resources.Check1ck
Dim chkimg2 As Image = My.Resources.Check1un

GcCheckBox1.CheckMark.CheckedHoverImage = chkimg1
GcCheckBox1.CheckMark.CheckedNormalImage = chkimg1
GcCheckBox1.CheckMark.CheckedPressedImage = chkimg1
GcCheckBox1.CheckMark.UncheckedHoverImage = chkimg2
GcCheckBox1.CheckMark.UncheckedNormalImage = chkimg2
GcCheckBox1.CheckMark.UncheckedPressedImage = chkimg2
Image chkimg1 = Properties.Resources.Check1ck;
Image chkimg2 = Properties.Resources.Check1un;

gcCheckBox1.CheckMark.CheckedHoverImage = chkimg1;
gcCheckBox1.CheckMark.CheckedNormalImage = chkimg1;
gcCheckBox1.CheckMark.CheckedPressedImage = chkimg1;
gcCheckBox1.CheckMark.UncheckedHoverImage = chkimg2;
gcCheckBox1.CheckMark.UncheckedNormalImage = chkimg2;
gcCheckBox1.CheckMark.UncheckedPressedImage = chkimg2;


なお、コントロール単位でイメージを設定できるため、同じグループの GcCheckBox コントロールでも、それぞれの内容に適したイメージを設定することでエンドユーザーの直感的な認知度を向上させることができます。



チェックマークのサイズ変更
チェックマークのサイズを変更するには、CheckMarkAutoSize と CheckMarkSize プロパティを使用します。

CheckMarkAutoSize プロパティを True に設定したとき、チェックマークはコントロールのフォントの高さに応じて自動的に調整します。



任意のサイズを指定したい場合は、CheckMarkAutoSize プロパティを False に設定し、CheckMarkSize プロパティに値を設定します。

' チェックマークの自動サイズ調整を無効にします。
GcCheckBox1.CheckMarkAutoSize = False
' チェックマークのサイズを設定にします。
GcCheckBox1.CheckMarkSize = New Size(32, 32)
// チェックマークの自動サイズ調整を無効にします。
gcCheckBox1.CheckMarkAutoSize = false;
// チェックマークのサイズを設定にします。
gcCheckBox1.CheckMarkSize = new Size(32, 32);


   
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