PowerTools InputMan for Windows Forms 8.0J
ドロップダウンカレンダー

日付時刻コントロールには、ドロップダウンで表示できるドロップダウンカレンダーが搭載されています。本項ではドロップダウンカレンダーの機能について解説します。

概要

日付時刻コントロールのDropDown プロパティが参照するDateTimeDropDown クラスのDropDownType プロパティをDateDropDownType.Calendar に設定すると、ドロップダウンボタンの押下により、カレンダーが表示されます。

ドロップダウンカレンダーは、視覚的な日付入力を可能にする入力補助機能で、カレンダーの外観を自由に設定できるほか、休日の登録といったカスタマイズが可能です。カレンダーの動作やカレンダーの外観、休日設定は行うには、DropDownCalendar プロパティが参照するDropDownCalendar オブジェクトを使用します。

イベントの利用

ドロップダウンカレンダーのイベントを使用する場合は、以下のようにしてイベントプロシージャを作成してください。日付時刻コントロール本体のイベントとは異なり、Visual StudioのIDEは、このイベントを自動生成しません。

' イベントを使用するクラスのインスタンスを設定します。
Friend WithEvents MyCalendar As GrapeCity.Win.Editors.DropDownCalendar

' DropDownCalendarオブジェクトを日付時刻コントロールに関連づけます。
Me.MyCalendar = Me.GcDateTime1.DropDownCalendar

' イベントプロシージャ
Private Sub MyCalendar_Scrolled(ByVal sender As Object, ByVal e As GrapeCity.Win.Editors.ScrolledEventArgs) Handles MyCalendar.Scrolled
    ・・・
End Sub
// イベントプロシージャに関連づけます。
gcDateTime1.DropDownCalendar.Scrolled += new GrapeCity.Win.Editors.ScrolledEventHandler(this.myCalendar_Scrolled);

// イベントプロシージャ
private void myCalendar_Scrolled(object sender, GrapeCity.Win.Editors.ScrolledEventArgs e)
{
    ・・・
}
ドロップダウンカレンダーの設定

ドロップダウンカレンダーの詳細設定については、以下の項で詳しく解説します。

参照

 

 


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