ColorNotify オブジェクトはコントロールに入力された値が不正なときに、コントロールの背景または前景色を変更してエラーを通知します。
プロパティ
ColorNotify オブジェクトは、次のプロパティを使用して色による通知方法を設定します。
- InvalidBackColor プロパティ
入力された値が不正なときに表示する背景色を取得または設定します。 - InvalidForeColor プロパティ
入力された値が不正なときに表示する前景色を取得または設定します。 - ValidBackColor プロパティ
正しい値が入力されたときに表示する背景色を取得または設定します。 - ValidForeColor プロパティ
正しい値が入力されたときに表示する前景色を取得または設定します。
サンプルコード
次のサンプルコードは、汎用検証コンポーネントの検証アクションに色による通知を設定する例です。
Imports GrapeCity.Win.Editor ' アクション（色によるエラー通知）を作成します。 Dim ColorNotify1 As New ColorNotify() ColorNotify1.InvalidBackColor = Color.Red ColorNotify1.ValidBackColor = TextBox1.ForeColor ' TextBox1に作成した検証アクションを設定します。 GcCommonValidator1.GetValidateActions(TextBox1).AddRange(New ValidateAction() {ColorNotify1})
using GrapeCity.Win.Editor; // アクション（色によるエラー通知）を作成します。 ColorNotify colorNotify1 = new ColorNotify(); colorNotify1.InvalidBackColor = Color.Red; colorNotify1.ValidBackColor = TextBox1.ForeColor; // textBox1に作成した検証アクションを設定します。 gcCommonValidator1.GetValidateActions(textBox1).AddRange(new ValidateAction[] {colorNotify1});
参照