PowerTools InputMan for ASP.NET 8.0J
検証の概要

検証コントロールの基本的な使用方法について解説します。

検証可能なコントロール

InputMan for ASP.NETが提供する6つの検証コントロールは、InputMan for ASP.NETに搭載されているコントロールのほか、標準のコントロールを検証することも可能です。いずれも検証コントロールのControlToValidateプロパティに検証対象のコントロールのIDを設定します。

また、SPREAD for ASP.NETのセルも通常のコントロールと同様に検証できます。SPREADセルの検証方法につきましては、SPREAD for ASP.NETの製品ヘルプ(「開発者の手引き」>「セル型の設定」>「InputMan検証コントロールの使用」)を参照してください。

SPREAD for ASP.NET 7.0J/8.0Jのセルを検証することが可能です。

検証のタイミング
検証対象となるコントロールに入力された値をどのタイミングで検証するかは、プロパティを使用して設定します。ValidateOnInputプロパティがFalseの場合、ユーザーが検証対象のコントロールに値を入力し、フォーカスを移動した時点で検証が行われます。 Trueの場合は、検証対象のコントロールに値を入力した時点で検証が行われます。既定値はFalseです。

この機能と、検証アクションエクステンダValueProcessクラスによるエラー入力値の制御により、コントロールに入力自体を禁止することが可能になります。

次のサンプルコードは、標準のTextBoxコントロールに対し、文字種検証コントロールと検証アクションエクステンダを使用して、全角文字以外の入力を禁止する例です。

Imports GrapeCity.Web.Input.IMExtenders

' 文字種検証コントロールを設定します。 GcCharacterTypeValidator1.CharacterSet = "Z"
GcCharacterTypeValidator1.ValidateOnInput = True
GcCharacterTypeValidator1.ControlToValidate = "TextBox1"

' ValueProcessオブジェクトを作成します。
Dim ValueProcess1 As New ValueProcess
ValueProcess1.ValueProcessOption = ValueProcessOption.Restore


' 文字種検証コントロールにValueProcessオブジェクトを追加します。 GcValidatorAction1.GetActions(GcCharacterTypeValidator1).Add(ValueProcess1)
using GrapeCity.Web.Input.IMExtenders;

// 文字種検証コントロールを設定します。 GcCharacterTypeValidator1.CharacterSet = "Z";
GcCharacterTypeValidator1.ValidateOnInput = true;
GcCharacterTypeValidator1.ControlToValidate = "TextBox1";

// ValueProcessオブジェクトを作成します。
ValueProcess ValueProcess1 = new ValueProcess();
ValueProcess1.ValueProcessOption = ValueProcessOption.Restore;

// 文字種検証コントロールにValueProcessオブジェクトを追加します。 GcValidatorAction1.GetActions(GcCharacterTypeValidator1).Add(ValueProcess1);
参照

 

 


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