GrapeCity CalendarGrid for Windows Forms 2.0J
ライセンスエラーが表示される

製品版をインストールし、ライセンス認証を行っているにも関わらず「ライセンスについて」ダイアログが表示される場合、次のような原因が考えられます。


プロジェクトがトライアル版で作成されている

トライアル版で作成されたプロジェクトには、製品版でないライセンスの情報が一時ファイルに残存する場合があります。この情報を更新するには、次の手順でプロジェクトをリビルドします。

  1. 対象のプロジェクトを開く。
  2. Visual Studioの[ビルド]メニューにある[(プロジェクト名)のリビルド]または[ソリューションのリビルド]を実行する。


プロジェクトにlicenses.licxファイルが存在しない

プロジェクトにlicenses.licxファイルが存在しない場合や、コントロールをフォームデザイナを使用してツールボックスからFormに貼り付けずに、コード中で動的に生成している場合は、licenses.licxファイルを手動で作成する必要があります。

Licenses.licxを取得するには、次の手順を実行します。

  1. Visual Studioで任意のWindowsアプリケーションプロジェクトを作成します。(Visual BasicまたはC#)
  2. Visual Studioのフォームデザイナで、フォームにツールボックスからGcCalendarGridコントロールを配置します。
  3. Visual Studioのソリューションエクスプローラから、My Projectフォルダ、またはPropertiesフォルダの下にあるLicenses.licxを開き、次のような内容をクリップボードにコピーします。

    GrapeCity.Win.CalendarGrid.GcCalendarGrid, GrapeCity.Win.CalendarGrid.v20, Version=2.0.40xx.2012, Culture=neutral, PublicKeyToken=f4c1eb1dac5d2351
    注意 
    40xx.2012は、製品アセンブリバージョンによって変わります。アセンブリバージョンについては、「製品の概要 - アセンブリ」項目をご覧ください。

Licenses.licx を作成するには、次の手順を実行します。

  1. My Projectフォルダ、またはPropertiesフォルダの下に、ファイル名をLicenses.licxとした空のテキストファイルを作成します。既に同名のファイルが存在する場合、そのファイルを開きます。
  2. 作成したLicenses.licxファイルを開き、先の手順で取得したライセンスをLicenses.licxファイルに入力します。


CalendarGridをユーザーコントロール内で使用している場合

製品のコントロールを継承して独自のコントロールを作成したり、他のコントロールと組み合わせてUserControlを作成する場合は、LicenseProvider属性を設定する必要があります。
コントロールにLicenseProvider属性を設定するには、次のように、クラスの宣言の前にLicenseProvider属性を設定します。

Imports System.Windows.Forms
Imports System.ComponentModel

' 継承コントロールの場合
<LicenseProviderAttribute(GetType(LicenseProvider))> _
Public Class MyControl
    ...
End Class

' ユーザーコントロールの場合
<LicenseProviderAttribute(GetType(LicenseProvider))> _
Public Class UserControl1
    ...
End Class
using System.Windows.Forms;
using System.ComponentModel;

// 継承コントロールの場合
[LicenseProviderAttribute(typeof(LicenseProvider))]
public partial class MyControl : GrapeCity.Win.CalendarGrid.GcCalendarGrid
{
    ...
}

// ユーザーコントロールの場合
[LicenseProviderAttribute(typeof(LicenseProvider))]
public partial class UserControl1 : UserControl
{
    ...
}


クラスライブラリなどに配置して他のアセンブリから呼び出している

GcCalendarGridコントロールをクラスライブラリなどで使用し、他のアセンブリからクラスライブラリを通して再利用する(リフレクションによる動的な呼び出しを含む)場合、呼び出し元のプロジェクトにもCalendarGridのライセンスが必要です。この場合、プロジェクトにlicenses.licxファイルが存在しない場合と同じように呼び出し元のプロジェクトのlicenses.licxファイルにライセンス情報を追加してください。


インストールした時と、ハードウェア構成が異なっている

弊社Webサイトの「ライセンス認証FAQ」を参照してください。


 

 


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