セクションレポートを作成する方法を紹介します。
このトピックでは、以下のタスクを行います。
- レポートレイアウトを選択する
- データソースに接続する
- レポートにコントロールを追加する
- レポートを表示する
- レポートを保存する
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メモ:
- セクションレポートは、サーバー共有データセットをサポートしていません。
- このチュートリアルでは、Products_header_comma.csvサンプルデータベースを使用しています。Products_header_comma.csvファイルは、ActiveReports Serverをインストールしたフォルダの配下(デフォルトでは、C:\ActiveReports 11.0J Server\SDK\Samples\Data)に格納されています。
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デザイン時のレイアウト
実行時のレイアウト
レポートレイアウトを選択する
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[利用者ポータル]で、[新規レポート]アイコンを選択します。
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メモ: レポートを作成するには、ユーザーが割り当てられたロールに有効な権限が必要です。詳細については、「ロールの管理」を参照してください。 |
- [レポートの作成]ダイアログで、セクションレポートを選択して、[作成]をクリックします。
データソースに接続する
- Detailセクションのバンド上にあるデータソースのアイコンをクリックします。
- [レポートデータソース]ダイアログで、[CSV]タブを選択し、[作成]ボタンをクリックします。
- [CSVデータソースの設定]ダイアログで、[ファイルパス]の横にある[開く]ボタンをクリックします。
- 「Products_header_comma.csv」サンプルデータソースを選択して、[開く]ボタンをクリックします。
- [エンコーディング]フィールドで、ドロップダウンから「日本語(シフト JIS)」を選択します。
- [OK]をクリックして変更を保存し、[CSVデータソースの設定]ダイアログを閉じます。[接続文字列]タブに次のような接続文字列が表示されています。
Path=C:\\ActiveReports 11.0J Server\\SDK\\Samples\\Data\\Products_header_comma.csv;Encoding=shift_jis;Locale=ja-JP;TextQualifier=";ColumnsSeparator=,;RowsSeparator=\r\n;HasHeaders=True
- [OK]をクリックして[レポートデータソース]ダイアログを閉じます。
レポートにコントロールを追加する
- ツールボックスから4つのTextBoxをレポートのDetailセクション上にドラッグし、各TextBoxのプロパティを以下のように設定します。
TextBox1
プロパティ名 |
プロパティの値 |
DataField |
ProductName |
Location |
0, 0in |
Size |
1.4, 0.2in |
TextBox2
プロパティ名 |
プロパティの値 |
DataField |
QuantityPerUnit |
Location |
1.483, 0in |
Size |
1.4, 0.2in |
TextBox3
プロパティ名 |
プロパティの値 |
DataField |
UnitsInStock |
Location |
3.031, 0in |
Size |
1.4, 0.2in |
TextBox4
プロパティ名 |
プロパティの値 |
DataField |
UnitPrice |
Location |
4.541, 0in |
Size |
1.4, 0.2in |
- ツールボックスからLabelコントロールをPageHeaderセクション上にドラッグし、プロパティを以下のように設定します。
プロパティ名 |
プロパティの値 |
Text |
製品の在庫 |
Location |
2.206, 0in |
Size |
1.052, 0.25in |
Font |
Bold: True
Size: 12 |
- DetailセクションのHeightプロパティを「0.625」、PageFooterセクションのHeightプロパティを「0.25」に設定します。
レポートを表示する
実行時にレポートを表示するには、[プレビュー]タブをクリックします。
レポートを保存する
- [ファイル]メニューから[上書き保存]をクリックします。
- [名前を付けて保存]ダイアログが表示されたら、レポートの名前を入力して、[保存]をクリックします。
このダイアログでは、レポートを表示するカテゴリの選択、レポートの簡単な説明やリビジョンコメントの追加も可能です。