PowerTools ActiveReports 9.0J Server 管理者ガイド
エージェントの管理

エージェントを使用することで、より多くの同時ユーザーにレポートを提供し、より高負荷のレポート実行に対応できます。エージェントリストには、使用する各エージェントに関する情報が表示されます。詳細については、エージェントとスケーラビリティを参照してください。

エージェントの情報とコマンド

エージェントの情報を表示し、リスト内の各エージェントの右側にあるコマンドを使用してエージェントを有効または無効にすることができます。

注意: 新しくインストールしたエージェントは、デフォルトでは無効となっているので、管理者によって有効化する必要があります。

列の説明

エージェントのインストール

エージェントはサーバーと同一の環境に同時にインストールするほか、後でエージェントのみをその環境にインストールすることもできます。また、エージェントをサーバーとは他の環境にインストールし、負荷分散を行うこともできます。
エージェントをインストールするには、インストールしたい環境で、サーバーをインストールする際に使用したインストーラーを実行するか、管理者サイトの[ダッシュボード]ページからエージェント専用のインストーラーをダウンロードし実行します。その後の手順は、以下のようにインストールする環境によって少し異なります。


サーバーと同一の環境にエージェントをインストールする場合

  1. 以下のようなメンテナンスオプションを選択するダイアログが表示されるので。[このコンピューターにエージェントサービスをインストールします。]のメニューをクリックします。

  2. 次にサービスのユーザー作成のダイアログが表示されます。ActiveReports 9.0J Serverは、内部で独自のWindowsサービスを利用しており、システムにサービスの登録が必要になります。ここでは、サービスを登録/実行するアカウントを設定します。アカウントは、既に登録済みのアカウントを設定することもできますし、新たに専用アカウントを作成することも可能です。

    メモ: アカウントに十分な権限がないとエージェントは動作しません。設定に自信のない方は「新規ユーザー」を選択し新規にアカウントを作成することをお勧めします。
    注意: サーバーのポリシー設定によっては作成アカウントにパスワード期限が設定される場合があります。作成したアカウントのパスワード期限を確認し、無期限に変更してください。

    アカウント情報を入力し[インストール]ボタンをクリックするとインストールを開始します。

サーバーと別の環境にエージェントをインストールする場合

  1. インストール種別を選択するダイアログが表示されます。ここでは[帳票実行エージェント(既存のサイトにエージェントを追加する)]を選択し、[次へ]をクリックします。

    メモ: 管理者サイトの[ダッシュボード]ページからダウンロードしたエージェント専用のインストーラーを実行した場合、この手順はスキップされます。
  2. エージェントをインストールするフォルダを指定します。デフォルトでは、「C:\ActiveReports 9.0J Server」になります。インストール先を確認して[次へ]ボタンをクリックします。

  3. エージェントを追加するメインのサーバーを選択します。ドロップダウンメニューにエージェントを追加可能なサーバーが表示されるので、エージェントを追加したいサーバーを選択して[次へ]ボタンをクリックします。

  4. 次にサービスのユーザー作成のダイアログが表示されます。ActiveReports 9.0J Serverは、内部で独自のWindowsサービスを利用しており、システムにサービスの登録が必要になります。ここでは、サービスを登録/実行するアカウントを設定します。アカウントは、既に登録済みのアカウントを設定することもできますし、新たに専用アカウントを作成することも可能です。

    メモ: アカウントに十分な権限がないとエージェントは動作しません。設定に自信のない方は「新規ユーザー」を選択し新規にアカウントを作成することをお勧めします。
    注意: サーバーのポリシー設定によっては作成アカウントにパスワード期限が設定される場合があります。作成したアカウントのパスワード期限を確認し、無期限に変更してください。

    アカウント情報を入力し[インストール]ボタンをクリックするとインストールを開始します。

 

 


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