PowerTools ActiveReports for .NET 9.0J
Subreport(RDLレポートのみ)
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Subreportコントロールは、別のレポートからのデータを表示するためのプレイスホルダーです。ActiveReportsでは、パフォーマンスを向上させるため、可能な限りSubreportコントロールではなくデータ領域を使用することをお勧めします。その理由は、レポートサーバーは各サブレポートのすべてのインスタンスを処理しなければならないため、サブレポートが多数含まれる大きなレポートではサブレポートがレポートごとに何度も処理されて負荷が非常に高くなる可能性があるためです。データ領域を使用して別々のデータグループを表示すれば、そのようなレポートの効率がはるかに向上します。詳細については、レポートコントロールとデータ領域の操作を参照してください。

メモ: Subreportコントロールはページレポートではサポートされていません。RDLレポートのみで使用できます。また、RDLレポート内のSubreportのターゲットとしてセクションレポートを使用することはできません。その逆も同様です。

サブレポートは、1つのデータ領域の中に異なるデータソースからのデータのグループを入れ子にする場合や、ある特定のサブレポートを複数のレポートで再利用する場合に役立ちます。サブレポートを設計するときに注意すべきことを以下に示します。

パラメータ

親レポートに含まれるパラメータを使用して、サブレポートに表示するデータをフィルタリングできます。また、データ領域に入れ子になった反復するサブレポートにパラメータを渡して各インスタンスをフィルタリングすることもできます。

プロパティ設定ダイアログ

Subreportのプロパティは[プロパティ設定ダイアログ]で設定します。このダイアログを開くには、レポート上のSubreportコントロールを選択し、[プロパティ]ウィンドウの[プロパティ設定ダイアログ]リンクをクリックします。

このダイアログでは、以下のページを使用してコントロールのプロパティを設定できます。

メモ: プロパティを設定する際、<式...>オプションをクリックすると、[式エディタ]ダイアログが開きます。

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