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HTML5ビューワのカスタマイズ
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HTML5ビューワはカスタマイズ可能なコントロールです。ビューワの外観を簡単に変更し、パブリックAPIを使用してコンポーネントを表示または非表示にすることができます。

以下の例では、HTML5ビューワで可能な数多くのカスタマイズのほんの一部を紹介します。ここでは、Custom uiTypeを設定し、印刷エクスポート用のカスタムボタンを追加しています。さらに、Paginatorコントロールを追加してレポートのページ番号を表示し、各ページに移動できるようにしています。

メモ: 以下の手順は、すでに新しいASP.NET Webアプリケーションを作成し、ビューワに表示するサンプルレポートを追加していることを前提とします。
  1. 新しいHTMLページアイテムをプロジェクトに追加し、[名前]フィールドでページアイテムの名前をHTML5Viewer.htmlに変更します。
  2. 以下のファイルをプロジェクトフォルダにコピーし、それらをプロジェクトに追加します。
    • GrapeCity.ActiveReports.Viewer.Html.js
    • GrapeCity.ActiveReports.Viewer.Html.css
    • ja.txt
    メモ: これらのファイルは..\ActiveReportsNET9\Deployment\Htmlフォルダに配置されています。(ja.txtは、さらにその配下のi18nフォルダに配置されています。)
  3. HTML5Viewer.htmlに、HTML5ビューワのスタイルと外観を制御するスタイルシートへの参照を追加します。
    メモ: 以下のコードのように、Bootstrap.min.jsのソースをコンテンツデリバリーネットワーク(CDN)から取得できます。また、ソースWebサイトからファイルをダウンロードしてプロジェクトにローカルに追加することもできます。

    コード

  4. 以下のDIV 要素を <body></body> タグの間に追加して、HTML5ビューワとPaginatorコントロールを作成します。

    コード

  5. 以下の Style 要素を <body></body> タグの間に追加して、ビューワをブラウザのウィンドウ全体に広げます。

    コード

  6. 以下の DIV 要素を <body></body> タグの間に追加して、印刷とエクスポート用のボタンを作成します。

    コード

  7. [プロジェクト]メニューの[新しい項目の追加]をクリックし、[ActiveReports 9.0J Webサービス]を選択して[追加]ボタンをクリックします。これでActiveReports.ReportService.asmxファイルがプロジェクトに追加されます。
  8. GrapeCity.ActiveReports.Viewer.Html.jsと以下の依存関係への参照を追加します。
    • jQuery 1.10.2以上
    • Bootstrap 3.1.0以上
    • Knockout 2.3.0以上
    メモ: jQueryなどの依存関係のソースはコンテンツデリバリーネットワーク(CDN)から取得できます。また、ソースをダウンロードしてプロジェクトにローカルに追加することもできます。

    コード

  9. 以下のスクリプト要素を他のスクリプト要素の下に追加して、前の手順で追加したviewer <div>要素用のHTML5ビューワを作成します。

    コード

  10. [F5] を押してプロジェクトを実行し、作成したHTML5ビューワを含むWebページに移動します。
  11. レポートがビューワにロードされたら、Paginatorコントロールを使用して任意のページに移動できます。さらに、[Print]または[Export to PDF]をクリックして、表示されたレポートを印刷またはエクスポートできます。

 

 


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