GrapeCity ActiveReports for .NET 12.0J
ShrinkToFitの使用

ActiveReportsでは、ページレポート、またはRDLレポートのTextBoxコントロール、セクションレポートのTextBox、LabelコントロールにShrinkToFitプロパティを設定することにより、表示する文字数に応じて自動的にフォントサイズを縮小することができます。これにより、レポートをプレビュー、印刷、またはエクスポートする際に、フォンサイズが縮小して表示されます。

次のレポートでは、「タイトル」フィールドのShrinkToFitプロパティを「True」に設定しています。

ShrinkToFitプロパティと共に他の書式設定のプロパティを使用することもできます。

注意:
  • CanGrowShrinkToFitの両方を「True」に設定する場合、CanGrowの設定は無視され、ShrinkToFitのみが適用されます。
  • 以下の条件の場合、ShrinkToFitは正常に動作しません。
    • MultiLineプロパティが「False」に設定されている場合(セクションレポート)
    • VerticalTextプロパティ(セクションレポート)やWritingModeプロパティ(ページレポート)を使用して、縦書きのテキストを表示している場合
  • ページ・RDLレポートの場合、ページ番号やページ数に関する共通フィールドの値は、TextBoxのShrinkToFitプロパティをTrueに設定している場合でも、エクスポートされたファイル(HTML、MHT、Word、およびExcel)上ではフォントサイズが縮小されません。

エクスポート時のサポート

ShrinkToFitプロパティの動作は、エクスポートの形式によって異なります。

セクションレポートでは、Textエクスポート以外のすべての形式にエクスポートされます。また、ページレポート/RDLレポートを描画拡張機能を使用してエクスポートする場合は、XML形式以外のすべての描画拡張機能でサポートされます。詳細については、「描画拡張機能」を参照してください。

 

 


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