GrapeCity ActiveReports for .NET 12.0J
コンポーネントの登録について

一般に、.NET のマネージコンポーネントを複数のプログラムで共有する場合は、次に示す方法でコンポーネントを登録する必要があります。ただし、プログラムと同じフォルダ内にコンポーネントを配置し、そのプログラムだけが独占的にコンポーネントを参照する場合は、登録の必要はありません。なお、本製品のサンプルは、製品のコンポーネントがグローバルアセンブリキャッシュに登録されていることを前提に作成されています。

開発環境のマシン

製品インストーラが、該当するコンポーネントを自動的にグローバルアセンブリキャッシュに登録するので、通常は、以下の作業は必要ありません。 しかし、.NET Framework SDKをインストールした先のBinフォルダにグローバルアセンブリキャッシュツール(gacutil.exe)が存在しない場合には、インストーラによる自動登録は行われません。

この場合は、次の2つの方法でコンポーネントをグローバルアセンブリキャッシュに登録することができます。

.NET Framework SDKのグローバルアセンブリキャッシュツール(gacutil.exe)を使用して登録する

コマンドプロンプトで以下のように実行します。

C:\gacutil.exe /i "C:\Program Files\Product\My.dll"

ここでは、gacutil.exeがCドライブのルートに存在し、コンポーネント(My.dll)が C:\Program Files\Productディレクトリにあると仮定しています。また、登録を解除する場合は、次のようにします。ここでは、DLLファイル名ではなくアセンブリ名を指定することに注意してください。

C:\gacutil.exe /u My
メモ: gacutil.exeの詳細については、Visual Studioのマニュアルを参照してください。

配布先のマシン

通常、配布先(エンドユーザー)のマシンにコンポーネントを登録する必要はありません。ただし、コンポーネントを複数のプログラムから参照する場合や、Webアプリケーションの場合は、次のいずれかの方法で登録する必要があります。

グローバルアセンブリキャッシュへ登録する

Windows Installer 2.0以降を使ってグローバルアセンブリキャッシュにコンポーネントを登録します。登録に際しては、管理者権限でログオンしておく必要があります。

コンフィギュレーションファイルに登録する

アプリケーションコンフィギュレーションファイルの<probing>タグにコンポーネントを配置するサブフォルダ名を記述します。 グローバルアセンブリキャッシュおよびアプリケーションコンフィギュレーションファイルの詳細については、Visual Studioのマニュアルを参照してください。

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