GrapeCity ActiveReports for .NET 12.0J
ドリルダウンレポート

ActiveReportsのドリルダウン機能を使用することで、レポートの特定のデータを非表示に設定することができます。コントロール、グループ、行、列に対して非表示設定にすることができます。ドリルダウンを設定したレポートを開くと、詳細情報への要求があるまで上位の階層のデータのみが表示され、詳細データは非表示になります。実行時、初期表示のドリルダウンレポートでは、切り替えアイテムとして「+」記号が表示され、これをクリックすると詳細なデータが表示され、アイコンは「−」に変更されます。「−」アイコンをクリックすると、展開した詳細データを折りたたむことができます。

コントロール、グループ、行、列に対してVisibilityプロパティを設定し、ドルダウンレポートを作成することができます。レポートコントロールの初期表示を[非表示]に設定し、ユーザーが他のレポートコントロール(通常はTextBox)をクリックすると、表示を切り替えるように設定することができます。

ドリルダウンレポートをエクスポート、または描画拡張機能を使用して描画すると、折りたたんだデータはエクスポートされたファイルに表示されません。すべてのデータをエクスポートされたファイルで表示するには、全体のデータを展開する必要があります。

ただし、XmlRenderingExtensionを使用してレポートを描画すると、展開した状態、あるいは折りたたんだ状態に設定しても、すべてのデータが表示されます。

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