GrapeCity ActiveReports for .NET 12.0J
日付、時刻、数字の書式

ActiveReportsでは、TextBoxコントロールのOutputFormatプロパティを使用して、日付、時刻、通貨をはじめとする数値に使用する文字列の出力書式を設定することができます。また、[出力書式の設定]ダイアログでも、国際通貨の値の選択や、定義済みのフォーマットおよび任意の.NET標準フォーマットを使用した出力書式の設定が可能です。これらのフォーマット(数値および日付/時刻フォーマット)に関する情報は、MSDNライブラリを参照してください。

メモ:和暦での表示ついては、「和暦表示」を参照してください。

メモ: ReportInfoコントロールのFormatStringプロパティには、RunDateTimeとPageNumberに対して、定義済みのフォーマットオプションが用意されています。詳細については、「ページ番号と日付の表示」を参照してください。

注意:
  • OutputFormatプロパティの出力書式は、DataFieldプロパティに設定されたフィールドの値、またはValueプロパティにセットされた値に対して適用されます。Textプロパティに文字列データをセットした場合には適用されません。
  • OutputFormatプロパティの書式設定が有効になるのは、データが数値型、または日付・時刻型の場合のみです。データに対して型が指定されていない場合や文字型(String)の場合は、そのデータが数値型(Double、)または日付・時刻型(DateTime)に変換可能なデータの時のみ、これらの型に自動的に変換した上で書式設定を反映します。これらの型に変換できないデータの場合、書式設定は反映されません。

OutputFormatプロパティでは、書式をセミコロン(;)で区切ることにより、TextBoxにセットされたデータの値に応じて出力書式を変更することができます。セミコロンで区切られた各セクションは、下記の書式を提供します。

メモ:
  • セミコロンまたは書式を省略した場合は、1番目のセクション(正数値)に設定した書式が適用されます。
  • OutputFormatプロパティでアンダースコア"_"を使用すると、アンダースコアの後ろに入力した文字の分のスペースが出力できます。たとえば、出力される値が負の数の時に括弧で値を囲いたい場合に、OutputFormatプロパティに「0.00_);(0.00)」のような値を設定すると、出力される正の値の右側には")"の分のスペースが出力されます。これにより、正と負の両方の値の小数点の位置を整列することができます。

日付:

時刻:

通貨および数字:

注意: "\"(円記号、またはバックスラッシュ)は定義済み文字のため、出力するには"\\"と2つ記述する必要があります。
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